こんにちは「ぐっちょん」です。
現在は、沖縄に移住して築60年の古民家を自分でリフォームして快適にくらしています。
嫁の親族に「これは住めないでしょ!」と言われたボロボロで住めそうに無いお化け屋敷みたいな古民家を、快適に生活できて人を呼べるぐらいのレベルまできれいにDIYリフォームすることができました。
結論で言うと、今まで出来なかった経験を出来たり、知識を増やしたり、たくさん苦労したけどやって良かったと思います。
やってみたいと思っている人は、時間とお金を掛けてもやったことで得られるものは大きいと思うので、チャレンジしてみて下さい。失敗してもそこで得られる経験こそ宝です!
一軒家に住んでる時に、ウッドデッキを自分で試行錯誤しながら作った事があったので、その延長上みたいな感じで軽い気持ちで始めたリフォームでしたが、思っていたよりも大変で時間が結構かかりました。
注意しないといけないのが、電気関係と水道やガスの配管などは資格が必要な事が多いので有資格者が作業をしないといけない場合があります。火災など災害が発生した時に責任を問われる可能性があるので注意してください。(自分は資格持っていないので、有資格者の嫁のお父さんの元で作業を行っています)
DIYでリフォームのきっかけ
経緯
DIYで古民家をリフォームしようと思ったきっかけは、沖縄に移住することを決めて住む所を探している時でした。
物件探しをしていたら、嫁のおじさんが所有している古民家を格安で貸してくれるというのが事の始まりでした。
しかも、「自分で好きな様にリフォームしていいよ!」と言ってもらえたのが大きかったと思います。
自分の持ち家や、所有している物だと簡単に壊したり作り替えたり出来ますが、人の持ち物だとなかなかそうはいきません、後々もめる原因になる可能性があるので大家さんに確認して書面等でリフォームする事の記録を残しておくといいと思います。
プロに教えてもらえた
嫁のお父さんが建築関係のプロで70過ぎても今だ現役で仕事をしています。家を作ったり、道路を作ったり、石油タンクを作ったりと何でもできる人なので教えてもらいながらやれたのは大きかったと思います。
今思えばそれがきっかけであって、ブログやYouTubeで検索すると色んなやり方が探せるので自分で調べれば何でも出来ると思います。
実際に自分も途中からは、ブログやYouTubeで調べてから作業を行っています。
やった事ない事にチャレンジしてみたいと思った
古民家のリフォームなんて一生で一度やる人は1%いるかいないかの世界だと思うので、人がやったことが無い事にチャレンジしてみたいなという思いがありました。
普通にDIYする人は多いと思いますが、古民家の壁をぶち壊して自分で作り直すなんて経験した人の方が価値は大きいと思ったので、チャレンジする事で何か得られる物があるんじゃないかと思ったのもキッカケの一つです。
古民家の最初の状態は…
最初の状態はというと。。。
見に行ったら思ったよりひどい状態でした…
外観は草ボーボーだったので「住んでないでしょ」と思ったけど、ずっと住み続けている住人がいたそうです。
入った瞬間マジかと…
画像では、まだまともな感じがしますが入った瞬間「お化け屋敷か?」と思うぐらい重い雰囲気でした。
色んな所で朽ち果てていました。
唯一まともそうなリビングですが、壁紙はボロボロで腐った畳の上にゴザが引いてある昭和初期な感じの「居間」って感じでした。
そりゃ親族にやめておけと言われるはずですが、うちの嫁はと言うと「直せば住めるよ!」とまさかの軽い発言。。。
一瞬マジか!と思いましたが、みんなが手伝ってくれるとの事でやってみようと決意しました。
メリット
愛着が湧く
綺麗にできた所や苦労した所が目に入った時に、自分で作った時の事を思い出して自分が作ったんだなと愛着がわいてきます。
特に苦労して失敗してしまった所は、思い入れも強く目に入りやすいのでいい思い出です。
遊びに来た人に「これホントに自分でやったの?」なんて言われたら、少し誇らしげに「そうだよ自分でやったよ!」と言うことが出来ます。
経費を削減出来る
人件費が掛からないので費用を大幅に抑える事ができます。
普通に一日で5000円の人件費が掛かったとして、一か月間リフォームに期間が掛かったら15万円の人件費!!
材料も全て自分で選ぶ事が出来るので、大量購入で安くならない分で高くなりそうですが、自分で価格を見ながら安いお店でそれなりの材料を選べば安く済ませれます。
見えない所は安い素材を使って、見えるところはいい素材を使ったりと、使い分ける事で材料費は抑えることが出来るのでやり方次第です。
結局は新築だったら素材の質や見栄えは気になりますが、古民家のリフォームなら安い素材で十分なのでコストは抑えれます。
自分でメンテナンスが出来る
自分で作った所は構造がわかるので、古くなった場所を修理したりもっと良くすることが出来ます。
不具合があった時の処置も自分で行うことが出来るので、緊急時の応急処置など人に頼らずに何でも出来るようになります。
実際に住んでから、雨漏りが直っていなくて試行錯誤しながら自分で雨漏りを止める事も出来ました。
自分の思い通りに作れる
ネットで調べれば、色んな人が作ったものが作り方から材料まで何でも出てくるので、予算次第というのはありますが情報は溢れているので何でも作れると思います。
お金と時間さえあれば、何でも作れる気がします。今は「セルフビルドで家を作りたい」という新しい夢が生まれたぐらい自分の思い通りに作れる思い込みがあります。
知識と経験が身につく
見たり聞いたりでは無く、実際に経験することは一番大きいことだと思います。
自分も実際にやらないと分からなかった事や、色んな発見があったり、やった事によって身に着けた経験値は大きいです。
水回りで使われているコーキングなんかは、実際に自分でやってみてその難しさを痛感したり、ドアを付けるときに微妙な位置調整が難しかったりとやってみないと分からないことの方が多かった気がします。
何かにチャレンジすることが出来る
何かのDIYを始めるときに、大体の人は家に無かったり何かしら作った事が無い新しい物を作る事が多いと思います。
何か新しいものを作るチャレンジや、考えて作る事はとてもいい事だと思います。子供がいる方なんかは、一緒に何かを一から作る事をやってみるのもいいかもしれません。
物があふれている時代だからこそ、既製品ではなくて自分で作った物を使ってみるのもいいものですよ。
デメリット
初期投資の工具代が掛かる
やる作業によって高額な工具代が掛かる事があります。
使う時だけレンタルしたりできるので、保管場所の心配や無駄な出費は抑える事ができますが、レンタルとなるとどのくらいの期間借りるかの計画を立ててやらないと無駄な出費につながります。
レンタルで借りるというひと手間がDIYをやる妨げになりそうな気もします。
必要最低限で「電動インパクト」と「丸ノコ」この二つがあれば、切る・ビスを締める・穴をあけるなど基本的な作業が出来るので頻繁にDIYやる人は持っておいても良いかもしれません。
時間がかかる
プロに任せれば作業効率もいいので、すぐに終わるような内容の事も数倍の時間がかかります。
古民家のリフォームをほとんど一人でやって思ったのが、自分なりの計画では毎日やれば2ヶ月ぐらいで余裕で終わる計算でしたが、実際に掛かった時間は3ヶ月半以上の時間を費やしました。
予想の倍の時間がかかったので、やる時は余裕を持った時間配分でやる事をおすすめします。
失業保険の待期期間中の無職じゃないとやれなかった貴重な3ヶ月半の経験です。
結論は時間に余裕がある時に、楽しみながらコツコツやるのがいいと思います。
見栄えが悪くなる
これは、素人である以上は仕方ないので見栄えを気にする人は迷わずにプロに任せてください!
お金を払っているので、何か文句があれば直してもらえるかもしれません。
見栄えが悪い所も愛嬌と思って接することが出来ればDIYも楽しいですよ。
まとめ
DIYは、やる人とやらない人が真っ二つに分かれると思います。このブログをここまで見てくれた人はDIYでリフォームする事に興味があるから見てくれたと思うので、やってみたら必ず自分のプラスの経験になります。
自分でリフォームした事によって、今ではセルフビルドで自分の家を一から作ってみたいとさえ思うようになりました。
これも全ては、自分でリフォームを経験した事からのステップアップ的な考えだと思います。
何にでも、メリットとデメリットがありますが何事も楽しんでやれば お金が掛かったり時間がかかっても、やるかやらないか全ては自分次第!
なんだかんだ言って人生楽しんだもん勝ちでしょ!
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